サポニンとは

サポニンとは、水と溶けあうと石鹸のように白く泡立つ性質を持っている物質を総称する言葉です。
多くの植物の成分中には、水に溶かすと泡立つという界面活性物質が入っています。
「石鹸」とか「泡立つ」とかを意味する言葉に「サポ」がありこれに由来して「サポニン」と呼ばれるようになりました。

サポニンはその昔は洗濯の際に石鹸代わりに使われていました。
サポニンが抽出できる植物は、キラヤの樹皮や大豆の種子、チャの種子などがあります。
サポニンは乳化剤の一種で、抗カビ作用や抗炎症作用、さらに抗アレルギー作用や血圧を降下する作用、肥満を防止する作用、抗インフルエンザ作用も確認されています。
構造でいうとサポニンはトリテルペンとステロイドとオリゴ糖が結合したものになります。

小豆などにもサポニンが含まれています。
サポニンは本来大豆に含まれていますから豆腐にも入っているべきなのでしょうが、豆腐の場合は製造過程においてサポニンが除かれてしまうようです。
サポニンにはえぐみや渋みなどがあるため、豆腐のような繊細な味をだすものの場合は取り除いてしまうのです。

サポニンには洗浄効果だけではなく、私たちを健康にする効果やダイエット効果をもたらしてくれるとされています。
そういった意味で最近ではサポニンのサプリメントが販売されています。
サプリメントを摂取することで、サポニンの栄養成分を摂取するあるいはダイエットに役立てるという人が増えてきています。




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Posted by ユウ358 at 2013年09月23日13:20 │サポニン
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